<!-- jeedosaquin -->
<span class="x-small">Last Update: "2009/04/11 08:36:47 makoto"
</span>
<a href="fml.html">fml入口</a>
<h4>覚え</h4>

fml の設定項目のうち、良く忘れてしまうものをいくつか書いておきます。

    <h5>password の設定</h5>
/var/spool/ml/LISTNAME/etc/passwd に書いてあります。
ここに設定するには
/usr/pkg/fml/bin/passwd.pl 
を使います。
<pre>
    passwd.pl [-i] [-p password-file] user password
    -i initialize password for the "user" as "password" 
    -p alternative $PASSWD_FILE (default etc/passwd)
</pre>
これを起動すると、その時のディレクトリに etc/passwd 
を作ります。ですので、pwd には注意します。hello ml なら
/var/spool/ml/hello で作業します。
その ML の、初めての(つまり、一人目の passwd を登録する) 時には 
<pre>
   Cannot open etc/passwd
Undefined subroutine &main::Mesg called at 
	/usr/pkg/fml/libcrypt.pl line 175.
</pre>となってしまうので
<div class="shell">mkdir /var/spool/ml/hello/etc </div>
が必要です。(初めての場合でしたら) その上で
<div class="shell">/usr/pkg/fml/bin/passwd.pl -i userid password</div>
のように操作します。また、これを設定するということは、
メールで管理することを想定していると思いますが、
その時には userid は管理者のメールアドレスになることに留意します。

    <h5>members-admin</h5>
管理者は次のところに書いておきます:
/var/spool/ml/LISTNAME/members-admin
<br>
これは addadmin で追加されます。

    <h5>log</h5>
/var/spool/ml/LISTNAME/log
ここに記録が残ります。


    <h5>cf を変更した時には</h5>
/usr/pkg/fml/makefml update-config ml-name
			     
    <h5>自動登録</h5>
AUTO_REGISTRATION_TYPE  に書ける型は ?
<pre>
confirmation
body            本文に subscribe 
subject		Subject: subscribe
no-keyword
</pre>
cf に、次のように書いてある場合には
<pre>
PERMIT_COMMAND_FROM             members_only
</pre>
「自動登録」となっていても結局は admin が手動で操作するようになる
    <h5>メールで管理するには</h5>

<a href="http://www.fml.org/fml/Japanese/remote_control/4.html">4 リモート管理</a>
cf
<pre>
REMOTE_ADMINISTRATION	1
</pre>
config.ph:
<pre>
$REMOTE_ADMINISTRATION = 1;
</pre>


    <h5>admin add で welcome</h5>
/usr/pkg/fml/makeml add  user_mail@address をした時には、
自動的には WELCOME file は送られない。これを送るようにするには、
cf に次の行を加えて update-config ml_name するか
<pre>
ADMIN_ADD_SEND_WELCOME_FILE	1
</pre>
config.ph に次の行を加える
<pre>
$ADMIN_ADD_SEND_WELCOME_FILE = 1;
</pre>

    <h5>asymmetric mode って</h5>
    <h5>debug</h5>
    <h5>問題</h5>
次のような不可解な状況もあります。
<pre>
Jan  5 02:13:36 verona sm-mta[27723]: l04HDap7027723: 
	l04HDap8027723: DSN: Unable to deliver mail
</pre>
これは、(例えば) 管理者の shell が /etc/shells に登録してないものになっていて、
そのため MTA から パイプに渡す部分が拒否されるという場合などが考えられます。

<h5>package 問題</h5>
2007/03 頃に sudo make package をすると、makefml などの先頭行が
.tools/bin/perl のようになってしまい ERROR 終了します。
<a href="/~makoto/diary/2007/03/25/">2007/03/25の日記</a>
<pre>
ERROR: /usr/pkg/fml/bin/Archive.pl: 
	#!/usr/pkgsrc/personal-pkgsrc/fml/work.pisa/.tools/bin/perl
...
ERROR: *** The above files still have references to the build directory.
ERROR:     This is possibly an error that should be fixed by unwrapping
ERROR:     the files or adding missing tools to the package makefile!
*** Error code 1
</pre>
これを避けるには、取敢えず次のようにすると、一時しのぎ可能です。
<pre>
114  0:28    cvs update Makefile
117  0:29    sudo pkg_delete -f fml
115  0:28    env _PATH_PERL=/usr/pkg/bin/perl make
118  0:30    sudo env _PATH_PERL=/usr/pkg/bin/perl make install
120  0:31    sudo env _PATH_PERL=/usr/pkg/bin/perl make package
</pre>

2007/08/08 追記<br>
次のようになってしまうのを解決・回避する方法はまだ見つかっていません。
<pre>
=> Checking for work-directory references in fml-4.0.20040215
ERROR: /usr/pkg/fml/default_config.ph:  $TAR                 
  = "/export/pkgsrc/personal-pkgsrc/fml/work.bologna/.tools/bin/tar cf -";
ERROR: /usr/pkg/fml/default_config.ph:  $ZCAT
  = "/export/pkgsrc/personal-pkgsrc/fml/work.bologna/.tools/bin/gzcat";
ERROR: *** The above files still have references to the build directory.
ERROR:     This is possibly an error that should be fixed by unwrapping
ERROR:     the files or adding missing tools to the package makefile!
*** Error code 1
</pre>
上の問題は 2007/08/29 でも起きますが、2007/09/21 頃には解決しています。mk/* の
どれかの変更かと思われます
mk と pkgtools を更新した場合に解決します。
<p>
2008/03/19 に再発している気がします。少なくとも mk/pkgtools を D 2007-09-20 
に更新しても×です。もっとも pkgtools は make install が必要でしょう。