Last Update: "2010/04/05 19:23:44 makoto"

fml

fml深町さんが作られた メーリング・リスト のためのソフトウェアです。 この fml は 2005/11 現在では、まだ pkgsrc に入っていないので、 自分で 作ったもの を使っています。 参考: fml の SPAM 対策
http://hp.vector.co.jp/authors/VA012337/misc/fml_spam.html

設定作業の流れ

fml の設定:
設定作業の流れとしては、次のようになります。
  1. ML 全体の設定
    1. make install または pkg_add fml で fml 本体を設置
    2. (管理しやすいように) ファイルやディレクトリの持主を自分にしておく
      (例えば sudo chown login_name /var/spool/ml)
    3. fml 全体について /usr/pkg/fml/Configurations/system に設定する。この場合、 $LANGUAGE = 'Japanese' 等とすると、newml した時の 初期値の info 等が日本語で用意されます
  2. 個別の ML の設定
    1. makefml newml で新たな ml を作る
    2. /var/spool/ml/LISTNAME/cf の調整
      ここで FQDN の設定を変更 した方がいい場合もあります
    3. /etc/mail/aliases 等に設定
    4. 管理者を登録
      % /usr/pkg/fml/makefml addadmin hello my_login@example.com
    5. 自分を members, actives に登録
      % /usr/pkg/fml/makefml add hello my_login@example.com
    6. Subject: に [ml_name: 00001] とかどうしても付けて欲しいというお客様が いらっしゃれば cf に
      SUBJECT_TAG_TYPE	[:]
      
      と書いてから、
      /usr/pkg/fml/makefml update-config ml-name とするか config.ph に次の行を加える
      # value:  (:) / [:] / () / [] / (,) / [,] / () / [] / (ID) / [ID] / ""
      $SUBJECT_TAG_TYPE              = "[:]";
      
    7. 簡単な動作確認
      メールを hello@example.com に出してみます。これが うまく行かなければ MTA (sendmail 等)の調整が必要になる場合もあります
    8. 案内類の内容を整備
    9. (場合によっては) MHonArc 等を使って保存メールを閲覧する系を用意する
    10. 連番を初期化 (上記で確認メールを出したものを無とする時 => seq を消せば良い )
    11. 初期構成員を登録
    12. 供用開始
    13. その他こまごま設定の場合には → 覚え を見て調整

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